特色

研究科の特色

研究科の特色

本学工学部6学科・1プログラムの上に設置された機械工学、電気電子情報工学、応用化学、情報システム、経営工学、応用物理学、生命機能工学の7領域からなる工学専攻と建築学専攻の2専攻体制です。相互連携を深めるとともに、国内外の学会等に積極的に参加し、常に最先端の研究を意識した活動をしています。大学院進学者は学部卒業生ばかりでなく、他大学からの学生や企業人など、外部からも広く受け入れています。さらに、大学院進学を目指す学部生を対象にした早期履修制度や、社会人のための長期履修制度も導入しています。また、企業人が博士論文に取り組む社会人ドクタープログラムも実施し、多数の論文博士を輩出しています。

学外との連携、対外評価

学外との連携、対外評価

多くの研究機関・他大学・企業との積極的な交流により数多くの成果を上げており、大学では全国有数の特許取得件数を誇ります。また、先端的学術研究プロジェクトに積極的に応募し、文部科学省の「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」等の支援も受けています。毎年、工学研究科と工学部が連携する「神奈川大学テクノフェスタ」を開催し、多くの企業と研究業績や企業・在学生間の情報交換を行っています。さらに産官学の連携研究にも力を入れているばかりでなく、市民を対象としたイベント等地域貢献の活動にも幅広く取り組んでいます。

指導サポート体制

指導サポート体制

本研究科を一言で称すると、アットホーム。各研究室にバランスよく配属された大学院生を、指導教授がきめ細かく指導しています。自立的な研究姿勢を育むため、前期課程では、国内学会における研究発表を2回以上行うことを奨めています。また。インターンシップやTA活動を通して指導力を高め、キャリアアップしていける能力の研鐙を積むような指導をしています。後期課程においては、国際学会や海外論文誌への発表をメインとしているため、親身の研究指導に熱心に取り組んでいます。デンマークや中国等との交換留学生制度があり、毎年意欲的な学生を派遣あるいは受け入れています。

修了後の進路

修了後の進路

前期課程の修了生は、産業の各分野において、技術職一研究職・開発職として活躍しています。後期課程の修了生は、大学教員や研究機関の専門研究員へと巣立っており、その後、在籍機関を通じての本研究科との共同研究に携わる修了生もいます。「神奈川大学テクノフェスタ」等の社会的な広報活動を通して多くの企業と在学生間の就職活動を支援するだけでなく、学内の就職担当部署による支援や、本研究科独自の就職支援も行っています。各専攻で担当教員を定め、大学院生の要望と企業の要請に個別に対応しながら、徹底した進路指導をしています。